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社債総額引受契約書 Supported by KDDI

   

社債総額引受契約書

社債総額引受契約書とは何か

社債総額引受契約書とは、会社が社債を発行する際簡易な手続きで行える契約書です。総額引受契約とは、引受先が今回会社の発行する社債の全部を引き受ける一体的な契約です。引受先が少人数であれば簡単かつ迅速に社債発行を行えるように、会社法にて新しく作られた制度です。

社債の発行といえば、上場している大企業しか行えない印象がありますが、中小企業やベンチャーでも少人数私募債という形で発行することは珍しいものではなく、本契約書は少人数私募債を想定したものになっています。

社債総額引受契約書を取り交わす際に注意したい事
少人数私募債の発行要件

総数引受契約による少人数私募債の要件は以下になります。

  • 発行する金額は1億円未満
  • 50名未満の者に対して勧誘されていること。社債権者は最大49名となる。
  • 譲渡制限もしくは分割制限が付されている。
  • 社債総額を1口の金額で割った口数が50未満である。
  • 無担保である。
  • 有価証券届出書の届け出は不要
  • 決算等の開示の必要性は不要

株式総数引受契約書に必要な内容。構成要素。

当ツールで作成できる株式総数引受契約書は、全部で4条で構成されています。


  1. 目的
  2. 募集株式に関する事項
  3. 秘密保持
  4. 規定外事項
監修
藤井 和彦 (新宿西口総合事務所 司法書士・行政書士・社会保険労務士)