建物使用貸借契約書とは、貸主が無償で借主に建物の使用させる際に取り交わす契約書です。例えば、大きな会社のフロアの一括を無償で借りて事務所や店舗として使用したり、あるいは社宅代わりに一時的に住居として借りるといったケースが想定されます。
どこまでを無償とするかは難しいのですが、当ツールで生成される建物使用貸借契約書では、電気、ガス、水道等公共料金の利用料は借り手である乙側が負担するとしています。また建物が破損したり修繕が必要になった場合も、乙の負担としています。維持費や修繕費等は借主側が負担するとするのが一般的です。
上記以外の費用の負担も求める場合、あるいは明確な収益目的をもって長期間借りる場合などは、無償ではなく有償の契約として「建物賃貸借契約書」をきちんと結んだほうが良いでしょう。
当ツールで作成できる建物使用貸借契約書は、全部で16条で構成されています。